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【一級建築士が解説】玄関まわりの実施設計 完全ガイド|玄関ホール・土間収納・ベンチ・帰宅動線

実施設計の教科書 #01 玄関の広さは1500mmで足りる?― 「最低寸法」と「気持ちいい寸法」は違う いえのキホン
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🤔 なんとなく”1500mm”で決めていませんか?

打ち合わせでよく出てくるこの寸法。
「玄関は幅1500mmあれば大丈夫ですよ🙂」
本当に“大丈夫”でしょうか?
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📐 結論|幅1500mmは”成立寸法”。快適寸法ではない。

1500mmは 📏 成立する最低寸法 です。 でも… 余裕寸法ではありません。 例えば👇 👟 靴が多い(10足以上) ☂️ 傘が家族分(4〜5本) 👨‍👩‍👧 来客が同時に2人以上 🪑 ベンチ(W1200mm)を置きたい 📦 宅配BOXを中に置きたい 1500mmは「使える」。 でも「気持ちいい」とは限らないんです。

📏 なぜ1500mmでは足りなくなるのか

大人2人が並ぶと1800mm必要

大人1人の肩幅目安 👉 約450〜500mm ゆとりを含めると 👉 900mm/人 2人並ぶと… 📏 900mm × 2人 = 1800mm つまり 巾1500mmでは物理的に窮屈です😶

ドア開き代は約900mm

一般的な玄関ドア幅 👉 W870〜900mm 開くとその分、 有効スペースが減ります 1500mm × 1500mmの場合 ドアを開けると 実質有効奥行は約600mm前後になることも。 これはかなりタイト

雨の日動線は最低1700mm欲しい

雨の日の行動👇 ☂️ 傘を閉じる 👢 靴を脱ぐ 🧒 子どもを抱える 📦 荷物を置く この一連動作を考えると 👉 奥行1700〜1800mmは欲しい。 1500mmだと 行動が重なった瞬間に詰まります💦

📊 最低寸法 vs 快適寸法

種類 奥行
🔹 最低成立 1250〜1500mm 1800mm前後
🔹 標準 1600〜1700mm 2000mm以上
🔹 ゆとり 1800〜2000mm 2250mm以上
🪑 ベンチ(W1200mm)を入れるなら 👉 巾2250〜2500mm推奨

✍️ 建築士の設計メモ

玄関は「広さ」ではなく 行為寸法で決める📐 チェックすべきは👇 ✔ 家族人数 ✔ 靴総数(収納量) ✔ 傘本数 ✔ ベンチ幅(mm) ✔ 土間収納の奥行(900mm必要) 数字を整理せず 1500mmで決めるのは危険 玄関は “暮らしのバッファ空間” 👓

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✅ まとめ ── 設計チェックリスト

✔ 奥行1500mmは最低ライン ✔ 快適なら1700mm以上検討 ✔ 巾2000mm未満は余裕なし ✔ ドア幅900mmを忘れるな ✔ 行為寸法から逆算せよ👓

👉 次回 ── #02

🚪 実施設計の教科書 #02 玄関ドアの吊元で住み心地は変わる 右吊元が基本な理由📐 有効幅900mmの罠 アプローチ動線の設計論🔥 続きます 👓
📍 いまここ 🚪 玄関編 #01〜#06 START ★ 🚽 トイレ編 #07〜#13 🪞 洗面編 #14〜#19 🛁 浴室編 #20〜#25 🍳 キッチン編 #26〜#31 🍽 ダイニング編 #32〜#37 🛋 リビング編 #38〜#43 🛏 寝室編 #44〜#49 👶 子供室編 #50〜#55 🟩 和室編 #56〜#61 📦 収納編 #62〜#67 🎹 個別空間編 #68〜#73 🏆 GOAL

第1章のほかの記事


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🏠 玄関ホール:有効幅900〜1500mm

有効幅は900mm(最低)〜1200mm(快適)。正面に収納や姿見を置くなら1500mm前後で広く感じます。上がり框は室内外の高低差・掃除性で決定(一般に150〜200mm前後)。車椅子・ベビーカーを見込むなら1200mm以上を確保します。

🧺 土間収納(シューズクローク):奥行900mmが分岐点

奥行900mmあれば棚+人が立つ動作、ベビーカー・アウトドア用品まで置けます。奥行600mmだと棚のみ(人は入らない)。可動棚+一部土足のまま置ける区画にすると散らかりが激減。図面段階で置く物リストを作って寸法を決めるのがコツです。

🪑 ベンチ:幅1200mm前後で家族が座れる

靴の着脱・子どもの支度・宅配の一時置きに有効。幅1200mm前後、座面高400mm前後。下部を収納にすると省スペースです。

🔁 帰宅動線:玄関→手洗い→収納を一直線に

帰宅して「手洗い・上着掛け・荷物置き」までを短く。玄関近くに手洗いやコート掛けを配置すると生活が楽になります。子育て世代は特に、帰宅後の“ながら片付け”ができる動線が効きます。なお屋外側のポーチ寸法は ポーチの実施設計 を参照してください。

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この記事を書いた人|メガネ建築士

一級建築士/ハウスメーカー設計士。これまで150棟以上の住宅設計に携わる。実務目線で「後悔しない家づくり」を発信。子育て世代でもあり、暮らし・家事動線の視点も大切にしています。→ 運営者情報・プロフィール

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