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洗面・脱衣室の広さは何mm?|”とりあえず1坪”の前に、内側1200×1400mmを基準に考える

実施設計の教科書#14 洗面所は何畳必要?― 1200×1400mmが分岐点 いえのキホン
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実施設計の教科書 #14

寸法(mm)と人の動きから、間取りの「ちょうどいい」を決める。一級建築士の視点で、実施設計の考え方をまとめたシリーズです。

SHEET — 洗面・脱衣室の広さの要点S = 1:実施設計の教科書 #14 / kobayan

結論:洗面・脱衣室の広さは、内側1200×1400mmを基準に考えます。洗面台・洗濯機・着替えの動作を足して、必要なら広げます。

  • 幅:洗面台750mm+洗濯機約650mm=約1400mm
  • 奥行き:洗面台・洗濯機約600mm+前の動作約600mm=約1200mm
  • 1坪(芯々約1820×1820mm)なら、内側はおよそ1650〜1700mm角で、収納も置ける
  • 子育て期や室内干し・介助を考えるなら、さらにゆとりを
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「とりあえず1坪」で本当に足りる?

洗面・脱衣室は、1坪(約1820×1820mm)で計画されることが多い場所です。でも、図面の寸法は壁の中心からのもので、実際に使える内側はもう少し狭くなります。大切なのは、中で何をするかから寸法を足すことです。

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結論:内側1200×1400mmを基準に考える

方向計算合計
幅洗面台750mm+洗濯機約650mm約1400mm
奥行き洗面台・洗濯機の奥行き約600mm+前で着替える・洗濯物を出し入れする約600mm約1200mm

これが、洗面台と洗濯機を並べ、前で着替えられる最低限の基準です。収納やタオル掛け、室内干しを加えるなら、そのぶん広げます。

広さ別の使い心地

内側の寸法の目安使い心地
約1200×1400mm洗面台と洗濯機、着替え(基準)
約1650×1650mm(1坪)収納やタオル掛けも置ける
約1650×2100mm以上(1.25坪)室内干し、2人同時の身支度にもゆとり

ライフステージで考える

  • 子育て期:子どもの着替えや、お風呂上がりの体拭きを手伝うスペース
  • 学生期:朝の身支度で家族が重なる(洗面台の幅は750と900)
  • 高齢期:椅子に座って着替える、介助する人が立つスペース

洗濯と兼用する現実

洗面・脱衣室は、洗濯機を置く場所でもあります。洗濯物を出し入れする、たたむ、干すといった作業も加わるので、洗濯の動線とあわせて広さを考えましょう(ライフスタイル #02)。

動線で決まる広さ

浴室・洗濯機・収納・廊下への出入りが重なると、同じ広さでも窮屈に感じます。扉の位置や種類でも、使える面積が変わります(#16 扉)。

👓 建築士のメモ

洗面・脱衣室の広さは、「1坪」という言葉だけで決まってしまうことがよくあります。図面で内側の寸法を確かめ、洗面台と洗濯機の前に、人が立って着替えられる約600mmが残るかを見てみてください。

わかっていること、いないこと

テーマわかっていること注意点
1200×1400mm洗面台・洗濯機・前の動作の足し算から導ける洗濯機や洗面台の大きさで変わる
芯々と内側1坪の芯々1820mmは、内側でおよそ1650〜1700mm壁の厚みで違う
ライフステージ子育て期や高齢期は、手伝う人のスペースが必要家族構成で変わる

洗面・脱衣室の広さを決める前に確かめたい5つのこと

  • □ 内側の寸法で確かめたか
  • □ 洗面台と洗濯機の前に約600mm残るか
  • □ 収納やタオル掛けの場所があるか
  • □ 室内干しをするか決めたか
  • □ 将来の介助を考えたか

洗面・脱衣室の広さのよくある質問(FAQ)

Q. 洗面と脱衣を分けると、広さはどう考えますか?

洗面室と脱衣室をそれぞれの動作で計算します。合計の面積は増えますが、家族が入浴中でも洗面台を使えます。

Q. 0.75坪では狭いですか?

洗面台と洗濯機を置くと、着替えのスペースがかなり窮屈になります。図面の内側の寸法で確かめましょう。

Q. ドラム式洗濯機だと広さは変わりますか?

扉の前に出し入れのスペースが必要なので、奥行き方向に余裕を持たせましょう(#15)。

まとめ|洗面・脱衣室は、動作で広さを決める

  • 内側1200×1400mmが基準
  • 1坪なら収納も置けて快適
  • 子育て期・室内干し・介助を考えるならさらにゆとりを
  • 洗濯と扉の動線もあわせて考える

洗面・脱衣室は、家族の身支度と入浴と洗濯が重なる場所です。中での動きから、広さを決めてみてください。

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この記事を書いた人|メガネ建築士(一級建築士・ハウスメーカー設計士/150棟以上の住宅設計)
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