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洗濯機置き場は何mm必要?|”カタログ寸法”ではなく、最低700×700mmを想定する

実施設計の教科書#15 洗濯機置き場で失敗する人の共通点― 600×600mmでは足りない理由 いえのキホン
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実施設計の教科書 #15

寸法(mm)と人の動きから、間取りの「ちょうどいい」を決める。一級建築士の視点で、実施設計の考え方をまとめたシリーズです。

SHEET — 洗濯機置き場の要点S = 1:実施設計の教科書 #15 / kobayan

結論:洗濯機置き場は、最低でも700×700mmを想定します。本体の寸法に、排水・ホース・すき間・搬入の余裕を足すためです。

  • 洗濯機本体は幅約600〜650mmが多いが、600×600mmでは足りないことが多い
  • 排水口の位置が本体と重なると、設置できないことがある
  • 水栓は洗濯機の本体より上に
  • ドラム式は扉の前、縦型はふたの上に空間が必要
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「カタログ寸法」で決めていませんか?

洗濯機置き場を、今の洗濯機のカタログの寸法ぴったりでつくると、排水のホースが入らない、次の洗濯機が置けない、搬入できない、ということが起きます。

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結論:最低でも700×700mmを想定する

洗濯機の本体は、幅約600〜650mmの製品が多くあります。そこに、壁とのすき間、排水ホース、水栓、買い替えたときの大きさの違いを足すと、最低でも700×700mmほどを想定しておくと安心です。

なぜ600×600mmでは足りないのか

  • 防水パンの大きさ(約640×640mmなど)に、本体の脚が乗るかどうかの問題がある
  • ドラム式は奥行きが大きい製品が多い
  • 本体と壁の間にすき間がないと、振動や配管の点検ができない

排水金具の落とし穴

排水口が洗濯機の真下にあると、本体の脚や底と重なって設置できないことがあります。防水パンを使う場合も、排水口の位置と本体の形が合うかを確かめましょう。

水栓の高さ

水栓が低いと、洗濯機の本体に当たって設置できなかったり、ホースが折れ曲がったりします。ドラム式は背が高い製品も多いので、本体の高さより上に水栓を設けましょう。

ガス乾燥機を置くなら

洗濯機の上にガス衣類乾燥機を置く場合は、専用の台、ガス栓、排湿の経路、電源が必要です。設計の段階で決めておかないと、後から付けるのは大がかりになります(#25)。

搬入できない問題

洗濯機は大きく重いので、廊下や扉の幅、曲がり角で搬入できないことがあります。扉の有効幅や、通路の曲がり角を確かめておきましょう(#16)。

洗濯前後の動作を忘れない

  • ドラム式:扉を開けて、かがんで洗濯物を出し入れするスペースが前に必要
  • 縦型:ふたを開けて上からのぞき込む。上の棚がぶつからない高さに
  • 洗剤を置く棚、ハンガーやかごの置き場
👓 建築士のメモ

洗濯機は、10年ほどで買い替えることが多い家電です。今の洗濯機に合わせるだけでなく、次に買うかもしれない大きめのドラム式も置けるよう、少し余裕を持たせておくと安心です。

わかっていること、いないこと

テーマわかっていること注意点
本体の寸法幅約600〜650mmの製品が多いドラム式は奥行きが大きいものが多い
防水パン約640×640mm、約740×640mmなどが一般的本体の脚の位置との相性を確認
水栓の高さ本体より上にないと設置しにくい製品の高さで変わる

洗濯機置き場を決める前に確かめたい5つのこと

  • □ 700×700mm以上のスペースがあるか
  • □ 排水口の位置が本体と重ならないか
  • □ 水栓が本体より上にあるか
  • □ ドラム式・縦型に合った前や上の空間があるか
  • □ 搬入経路の幅を確かめたか

洗濯機置き場のよくある質問(FAQ)

Q. 防水パンは必要ですか?

水漏れのときに床を守れますが、掃除がしにくくなることもあります。かさ上げ台を使う方法もあります。

Q. 2階に洗濯機を置けますか?

置けますが、振動や音、水漏れへの備えが大切です。

Q. 洗濯機の上に棚をつけたい。

縦型ならふたを開けたときの高さ、ドラム式なら本体の高さと上の空間を確かめて、棚の高さを決めましょう。

まとめ|洗濯機置き場は、余裕を持たせる

  • 最低でも700×700mmを想定する
  • 排水口の位置と水栓の高さを確かめる
  • ドラム式は前、縦型は上の空間が必要
  • 搬入経路と、次の買い替えも考える

洗濯機置き場は、今の洗濯機だけでなく、これからの洗濯機も置ける寸法にしておきましょう。

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