家づくりを考えはじめると、
こんな気持ちがふっと湧きませんか?
「ネットで買えば安いかも」
「施主支給って、賢い節約だよね?」
たしかに――
施主支給は、うまく使えば味方になります
でも実は…
建築士として現場に立つと
「これは支給しなくてよかったな…」
と感じる設備も、はっきりあるんです。
今日はその中から
“後悔しやすい設備7つ”を
本音+理由つきでまとめます
この記事でわかること
・施主支給で失敗しやすい設備
注意:安さの裏にある“見えないリスク”
・支給してOK・任せたほうがいい判断基準
結論から言います
「壊れたときに生活が止まるもの」は、施主支給しなくていい。
① トイレ本体
一番相談が多い設備です…
× 施主支給しにくい理由
・初期不良・水漏れ時の責任分界が曖昧
・メーカー保証が弱くなるケースあり
・施工側が慎重になり、工期が延びがち
・ネオレスト/サティス/アラウーノ系は
「施工精度=使い心地」
→ 任せたほうが安心です
② ユニットバス・浴槽
これは“施主支給NG代表”です
・搬入・保管リスクが大きい
・現場での微調整ができない
・破損時の再手配が本当に大変
→ ユニットバスは
「設備」ではなく「工事込み商品」
と考えるのが正解
③ ビルトインコンロ・IH
一見、支給しやすそうですが…
・ガス種・電気容量ミス
・接続不良で使用不可
・施工保証が切れることも
火を使う設備=責任の所在が超重要
ここは無理しなくてOKです
④ ビルトイン食洗機
特に海外製は注意
・キャビネット加工が必要
・給排水位置がシビア
・不具合時に
「機器?施工?」で揉めやすい
キッチンと一体で考える設備
セット提案がいちばん安定します
⑤ エアコン(特に隠蔽配管)
「量販店のほうが安い」は要注意
・配管ルートが合わない
・結露・水漏れリスク
・保証・責任が分かれすぎる
隠蔽配管は“設計とセット”
ここをケチると後悔しがちです。
⑥ 窓まわり設備
(シャッター・電動ブラインドなど)
・電源位置が合わない
・メンテナンス対応不可
・将来の交換が大変
→ 窓は
「インテリア」ではなく「建物性能」
任せたほうがラクで安全
⑦ 給湯器・エコキュート
価格差に目が行きがちですが…
・初期設定・試運転
・10年後の故障対応
・補助金申請との相性
“壊れたときの安心”が最大価値
毎日の生活を支える存在です
建築士的まとめ(ここ重要)
施主支給しなくていいもの
・壊れると生活が止まる
・施工精度が命
・保証・責任が複雑
施主支給してOKなもの
・照明
・鏡
・タオルバー
・収納小物
・家具・雑貨
「あとから替えられる?」が境界線です
迷ったら、この考え方
・とにかく安く → 施主支給
・安心して暮らしたい → 任せる
この使い分けだけで、
後悔はかなり減ります。
最後に
施主支給は
節約テクニックじゃなく「判断力」。
全部やらなくていい。
“やらない選択”も、立派な正解です。





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