結論:ランドリールームの広さは「そこで何をするか」で決まります。
- 洗濯機+乾燥機を置くだけなら1〜1.5帖
- 4人家族の室内干しまでするなら2〜3帖
- 畳む台(カウンター)まで入れるなら3帖以上
- 広さと同じくらい大事なのは配置(物干し・ファミクロとの距離)
🤔 「ランドリールームって、何畳あればいいですか?」
家づくりの打ち合わせでよく聞かれます。
🧺 「2畳で足りますか?」
🧺 「3畳あれば安心ですか?」
🧺 「ファミクロと一体にしたいんですけど…」
気持ちはよくわかります。
ただ、建築士として正直に言わせてください。
❌ “何畳か”だけで決めると、後悔します。
広さより先に、「そこで何をするか」を整理してください。
この記事では、洗濯機・乾燥機・室内干し・畳む作業まで含めた
📏 行為寸法から、必要なスペースを逆算していきます。
✅ 結論|ランドリールームは「行為」から広さを決める📐
ランドリールームに必要な広さは、
「何をするか」によって全然変わります。
□ 洗濯機を置くだけ?
□ 乾燥機も並べる?
□ 室内干しスペースがいる?
□ 畳む台(カウンター)もほしい?
□ ファミクロと隣接させたい?
この組み合わせがそれぞれ違うから、
「何畳あれば大丈夫」という一律の答えは存在しません。
先に自分たちの洗濯スタイルを決めること。
それが、ランドリールーム設計の出発点です。
📏 行為別|必要スペースの目安
🔹 洗濯機+乾燥機を置く
ドラム式洗濯乾燥機(1台完結型)の場合:
W650〜750mm × D600〜700mm 前後
前面扉の開閉に必要なスペースが
+500〜600mm 必要になります。
つまり奥行き方向だけで
📐 1,200〜1,300mm 以上は確保したい。
ガス乾燥機(リンナイ「乾太くん」など)を
壁面上部に設置する場合は、
高さ方向にも余裕が必要です。
🔹 室内干しスペースをつくる
竿1本(1間=1,820mm)を渡すだけなら:
📏 幅1,820mm × 奥行き900mm 以上
4人家族の洗濯物を一度に干したいなら
竿2本分を想定してください。
📐 幅1,820mm × 奥行き1,500mm 前後
が現実的な広さになります。
「室内干し専用の空間」として独立させるなら:
🔹 最低ライン = 2帖(1,820mm × 1,820mm)
🔹 快適ライン = 3帖(2,730mm × 1,820mm)
🔹 畳む作業スペースも確保する
畳む動作には
W900〜1,200mm の台面(カウンター)があると
ぐっとラクになります。
立って畳む場合の台面高さは
800〜850mm が使いやすいです。
カウンターを設置するなら
その分の床面積が追加で必要になることを
計画段階で把握しておいてください。
📊 広さの目安まとめ
| 用途の組み合わせ | 最低ライン | 快適ライン |
|---|---|---|
| 🤖 洗濯機+乾燥機のみ | 1〜1.5帖 | 2帖 |
| 🌬️ 室内干しスペース(4人分) | 2帖 | 3帖 |
| 🧺 洗濯機+室内干し+畳む台 | 3帖 | 4〜4.5帖 |
| 👕 ランドリー+ファミクロ一体型 | 5帖 | 6〜8帖 |
📌 1帖 = 約910mm × 1,820mm(尺モジュール基準)
ランドリールームの広さは、プランが固まってからではほぼ変えられません。要望欄に「室内干し4人分+畳む台がほしい」など用途まで書いて複数社に出すと、各社がどこに何帖取ってくるかを並べて比べられます。
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※入力は数分・無料。営業が不安な方は要望欄に連絡方法の希望を記入できます。
🏠 配置論|ランドリールームはどこに置く?
広さが決まったら、次は「どこに置くか」。
これが実は広さと同じくらい、
もしかしたらそれ以上に重要です。
🔹 洗面室・浴室と隣接させる(基本形)
最も多いパターンがこれです。
浴室 → 脱衣室 → ランドリー
を一直線に並べると、
脱いだ服をすぐ洗える動線になります。
コンパクトにまとまるので
家全体の間取り効率もよくなります。
🔹 ファミクロと隣接させる(共働き最強型)
洗う → 干す → しまう
をすべて同じフロアで完結させる設計。
ランドリー ⇔ ファミクロを隣り合わせにすることで、
畳んだ服をその場でしまえます。
共働きで毎日の家事時間を削りたい家庭には、
この配置が一番効きます。
🔹 日当たりと風通しを考える
室内干し前提のランドリールームでも、
湿気がこもりやすい場所に配置すると
乾きにくい・カビやすいという問題が起きます。
理想は:
📐 南〜東向きの日当たり
📐 換気窓あり(または換気扇必須)
📐 必要に応じて浴室乾燥と連動
換気計画は、ランドリールームを設ける場合の
必須チェック項目です。
✍️ 建築士の設計メモ
ランドリールームを設計するとき、わたしが施主に必ず確認すること:
✔ 外干し派?室内干し派?乾燥機派?
✔ 乾燥機は縦型?ドラム式?ガス?
✔ ファミクロと一体にするか、別にするか
✔ 畳む場所はどこか(ランドリー内?リビング?)
✔ 換気計画は済んでいるか
これが曖昧なまま「3帖で」と決めても、
使い勝手はほとんど改善しません。
広さより先に、暮らし方を決めることが設計の本質です。👓
✅ まとめ|ランドリールームで後悔しないための3原則
✔ 原則①:広さは”行為”から逆算する
何をするかを決めずに「何畳」だけで決めない
✔ 原則②:配置は洗濯動線で考える
洗う→干す→しまうが近いほど家事負担は減る
✔ 原則③:換気計画を忘れない
室内干しは湿気との戦い。設計段階で組み込む
「洗濯がラクな家」は、
洗濯機の性能や広さだけでは決まりません。
どこで洗って、どこで干して、どこにしまうか。
その流れを設計に組み込めたとき、
はじめて「毎日がちょっとラク」になります。
この記事の目安は、届いた間取りをチェックする物差しとしてそのまま使えます。洗濯機・物干し・畳む台・ファミクロの位置関係を、複数社の案で見比べてから決めてください。
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ランドリールームの広さのよくある質問(FAQ)
Q. ランドリールームは何畳あれば足りる?
洗濯機と乾燥機を置くだけなら1〜1.5帖、4人家族の室内干しまでするなら2〜3帖、畳む台まで入れるなら3帖以上が目安です。まず「そこで何をするか」を決めてから広さを決めましょう。
Q. 2帖でも室内干しはできる?
竿1本(幅1,820mm)を渡すだけなら可能です。4人家族の洗濯物を一度に干すなら、竿2本分として幅1,820mm×奥行き1,500mm前後を見ておくと安心です。
Q. 洗面脱衣室と兼用してもいい?
兼用は可能ですが、誰かが入浴中だと使えず、湿気もこもりやすくなります。家族で使う時間帯が重なるなら、洗面・脱衣・ランドリーを分けると朝晩の渋滞が減ります。
Q. 室内干しをするなら、換気や除湿はどうする?
換気扇に加えて、除湿機を置く場所とコンセントを最初から計画しておくのがおすすめです。窓の位置と風の通り道も、乾きやすさに大きく効きます。
Q. ファミリークローゼットは隣にした方がいい?
「干す→しまう」の距離が短くなるので、家事の負担はかなり減ります。ただし湿気が衣類に移らないよう、扉や換気で区切っておくと安心です。
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