🧱【建築士が解説】壁掛けTV金具のすべて|下地・高さ・賃貸・DIY・TVボード・配線設計まで完全ガイド📺🔩

いえのキホン

はじめに|“壁掛けTV金具”の選び方で、暮らしの見え方が変わる👀✨

こんにちは!👓一級建築士のこばやんです。
リビングの印象をグッと引き締める「壁掛けTV」。
でも実際にやろうとすると──

⭕️どの金具を選べばいい?
⭕️下地や配線はどうすれば?
⭕️賃貸でもできる?

…など、迷うポイントが山ほどあります。

この記事では、金具を中心に+TVボードやコンセント・機器構成まで、
建築士の実務視点でまるごと解説します🏠📺

① 壁掛けTVの“金具”とは?基本構造を理解しよう🔧

壁掛け金具には大きく3タイプがあります👇

タイプ特徴向いている人
固定式シンプルで安定感◎。コスパ最強。常に正面視聴の方📺
チルト式上下に角度調整可能。高め設置でも快適。寝室・カウンター上設置など🛏️
アーム式前後・左右に自由可動。メンテ性抜群。複数方向から視聴する方👀

🧱ポイント:金具を選ぶときは「耐荷重」だけでなく「下地固定方法」がセットです!

② 金具選びの最重要ポイント⚖️【サイズ・耐荷重・下地】

💡金具選定3大チェックリスト

1️⃣ TVのインチサイズに対応しているか
 → 例:65インチならVESA400×400対応を目安に📏

2️⃣ TV重量+金具重量<耐荷重
 → 安全率を含めて1.5倍以上が安心🔩

3️⃣ 下地がしっかりしているか
 → 壁の中が石膏ボードのみだとNG❌
 → 構造用合板 or ベニヤ12mmをTV位置に入れておくと安心✨

③ 壁掛けTVの高さと配置バランス📏

壁掛けTVの「高さ」は、インテリアの印象と快適性を左右します。
目安は、テレビ画面の中心が目線の高さにくるように

ただし“見る姿勢”によって理想の高さは変わります👇

▶️ 見るパターンで変わる高さや距離🎯

🧎‍♂️ 床に座って見る場合

床に座るロースタイルリビングでは、目線が約90cm。
👉 TV中心が 床から80〜90cm にくるように設置。
コタツや座椅子生活にちょうど良いバランスです。

🪑 椅子に座って見る場合

ダイニングチェアなどの着座時は目線が約110〜120cm。
👉 TV中心を 床から100〜110cm に設定。
食事しながらも見やすく、壁上部がスッキリ見えます。

🛋 ソファに座って見る場合

一般的なリビングソファでは目線が90〜100cm。
👉 TV中心は 床から95cm前後
建築士的に一番多い“黄金バランス”です✨

🛏 ベッドから見る場合

寝室では上向き姿勢になるため、やや高めが快適。
👉 TV中心を 床から120〜130cm 程度に。
上向きでも首が疲れにくい角度になります💤

📏 見る距離の目安:
テレビの高さ × 3 倍が最も見やすい距離。
例)50インチ(約62cm)なら → 約1.8m が理想💡

④ 賃貸でもできる?|穴あけしない取付法🏠🔩

賃貸でもあきらめないでOK🙌
最近は「壁を傷つけない」設置方法が増えています👇

🧩おすすめ3選
・自立式パネルタイプ(例:EQUALS WALLシリーズ)
・ディアウォール+金具固定
・スタンド型TVボード+VESA金具併用

どれも「壁掛け風」に見せつつ、退去時に原状回復が可能✨

⑤ 配線・コンセント位置も美しく設計する💡

壁掛けTVの魅力は、**“配線を見せない設計”**にあります。
そのためには、コンセント・アンテナ・HDMIの位置が超重要🎯

📍建築士のおすすめ位置
・コンセント&アンテナ:床から90〜100cm
・HDMIやLAN差込:同じ高さにまとめる

これで“壁掛けTVの背面”にすべて隠れ、スッキリ仕上がります✨

コンセントの数と位置💡🔌

壁掛けTVまわりの配線は、想像以上に多くなります😅

用途必要口数備考
テレビ本体1口高さ90〜100cm
レコーダー / HDD1〜2口TVボード内または裏面ニッチ
サウンドバー1口TV下部または側面
ゲーム機 / Fire TV / Apple TV1〜2口同高さでまとめる
掃除機・加湿器など一時利用+1口余裕を持たせて◎

💬 合計:5〜6口あると安心!
「マルチメディアコンセント」でまとめるとスマート✨

TVボードデザインと組み合わせアイデア🪵✨

壁掛けTVを美しく見せるには、ボードとの高さと奥行きバランスが超重要🎯

タイプ特徴おすすめ環境
フロートタイプ床が見えて軽やか・掃除ラク🧹モダン・省スペース派
据え置きタイプ大容量収納・配線隠しやすい📦機器が多い家庭
パネル一体型施工簡単🔧賃貸・DIY派

📏 理想バランス
・TV下端からボード上端までは 約10〜15cm
・ボード奥行きは 40cm前後 が配線・機器設置にちょうど良い

💡 おしゃれ重視なら「パモウナ」「ミセル」「LOWYA」などの壁掛け風ボードもおすすめ!

💡間接照明のおすすめレイアウト🌙

壁掛けTVをより美しく魅せるのが間接照明💡

・背面にLEDテープを貼って映画館のような雰囲気🎬
・天井・床ラインの“反射光”で奥行き感UP✨
・ボード裏からの間接照明で浮遊感を演出🪄

👓建築士のワンポイント:
直接光よりも「壁に反射させる柔らかい光」で空間がグッと上品に🌙

🧱タイル面への注意点🧩

デザイン性重視で「エコカラット」や「石調タイル」を貼るケースもありますが、
金具のビスは“下地”に効かせることが絶対条件です。

🚫 タイルに直接ビス止めはNG!
→ ひび割れ・破損・落下リスクあり。

✅ 対策:
・タイル施工前に**合板下地(12mm以上)**を全面に入れる
・金具取付予定位置だけタイルを避けて施工
・タイル上から取り付ける場合はアンカー+接着併用で補強

👓プロTip:
石調・磁器質タイルはドリルが滑りやすいので、タイル用ドリル+マスキングを使用しましょう。

⑥ 関連機器の設置と“見せない収納”🎮🎧

壁掛けTV裏やボード内には、意外と多くの機器👇

🎮 想定機器
・ブルーレイ / レコーダー
・サウンドバー / スピーカー
・ゲーム機(PS5 / Switch)
・外付けHDD / ルーター

👓建築士おすすめ収納
・TV裏ニッチ収納で配線を隠す
・扉付きボード内に電源タップ内蔵
・赤外線リピーターでリモコン操作OK

📡スッキリ術
・Fire TVなどは背面ポケット固定🎯
・Wi-Fi/Bluetooth機器を活用
・HDMIケーブルは壁内配管

⑦ DIYで壁掛けする方法(自己責任で安全に)🔩🧰

DIYの場合は下地チェック必須!
センサーで探してから補強ベニヤ+アンカー固定を。

💡初心者は「固定式金具」から挑戦が安全🔧

⑧ 建築士おすすめ!失敗しない金具ブランド3選🏅

1️⃣ EQUALS WALLシリーズ(デザイン+安全性◎)
2️⃣ SANUS(サナス)(可動域・耐久性💪)
3️⃣ ハヤミ工産 TIMEZシリーズ(国内メーカー🔩)
👉迷ったら「VESA対応・耐荷重20kg以上」を選べば安心!

⑨ 🧩よくある質問(Q&A)

Q1. 音はこもらない?
→ サウンドバー併用で解決🎧

Q2. 配線交換できる?
→ 壁内に通線パイプを仕込んでおけば安心✨

Q3. 賃貸でもOK?
→ スタンド型+金具で原状回復OK👌

⑩ 建築士の結論🏁

「壁掛けTV金具」は見た目以上に構造が命👓
金具+下地+配線+コンセント+ボード=完成度🎯

“デザイン性”と“使いやすさ”の両立が、
理想のリビングをつくる最大のポイントです📺✨

🔧まとめ|この記事で解決できること✅

✅ 壁掛け金具の選び方・耐荷重・下地
✅ 理想の高さ・視聴距離・照明バランス
✅ 賃貸・DIY・タイル壁の対処法
✅ コンセント位置・数・収納設計
✅ TVボード&関連機器のまとめ方
✅ 建築士おすすめブランド紹介✨

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