「家はやっぱり広いほうがいい」
そう思っていませんか?😌
でも実は、**“ちょっと狭いくらいが、ちょうどいい”**こともあります。
今回は、一級建築士の視点から、小さくても広く感じる家の間取り術を紹介します!
✅ なぜ「小さく建てる」がアリなの?
住宅コストが高騰している今、無理に広く建てない選択肢が注目されています。
小さく建てると…
◎建築コストが抑えられる💰
◎光熱費・掃除の手間が減る🧹
◎家族の距離が近くなる👨👩👧👦
と、メリットもたくさん!
でも、狭い=ストレスが多いとならないためには、「広く感じる工夫」が大切なんです✨
🏠狭さを感じさせない工夫①|視線が抜ける間取りにする
たとえ部屋が小さくても、視線の抜けがあるだけで驚くほど広く感じます。
◎ドアを開けたときに廊下が抜けている
◎奥まで目線が通る配置
◎対面キッチンの奥行き感を活かす🍳
壁や間仕切りで区切りすぎると、窮屈さを感じやすくなります。
光と視線がスーッと抜ける設計で、開放感のある空間をつくりましょう。
📦狭さを感じさせない工夫②|空間を“縦にも”使う
「面積がないなら高さを使う」📏
◎勾配天井で抜け感を出す
◎ロフトや小屋裏収納で空間を有効活用
◎縦の余白を活かした飾り棚や間接照明💡
特に天井高は、心理的な広さに大きく影響します。
高さをデザインする=空間に余裕をつくるという考え方です。
🔄狭さを感じさせない工夫③|回遊できる暮らしの動線
限られた空間でも、回遊動線があるとストレスが軽減されます。
◎洗面→洗濯→収納が1周できる
◎リビングとキッチンをぐるっと行き来できる
◎子どもの遊び動線や家事動線を1本でつなぐ
回遊できることで「行き止まり感」がなくなり、動きやすく、広く感じる暮らしに近づきます✨
🛠️建築士が伝えたい|“狭い家”の魅力
ぼくがこれまで見てきた家づくりの中でも、小さく建てて満足度が高い家って多いんです
☑必要な機能に絞って、ムダを削ぎ落とす
☑家族の気配を感じやすくなる
☑モノを持ちすぎない暮らしになる
「狭い=不便」ではありません。
むしろ余白と制約があるからこそ、“暮らしの本質”に向き合えるのかもしれませんね。
🔗次回予告|家族のタイプ別にみる間取りの優先順位
夫婦だけの暮らし、子育て世帯、二世帯同居…。
家族の形が違えば、間取りで重視すべきポイントも変わります。
「うちにとって大事なのは何?」
次回は建築士と一緒に、“暮らしの軸”を見つけていきましょう✨
👓こばやんより
広い家じゃなくても、豊かな暮らしはつくれます。
狭さをどう使うか?にこそ、家づくりのセンスとアイデアが光ります✨
「限られた空間で、自分らしい暮らしをどう実現するか?」
これは一級建築士としても、いつも楽しく悩むテーマです😊
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